運動をして肌のターンオーバーの周期を正常に整える

運動をして肌のターンオーバーの周期を正常に整える

10代のころとは違い、肌の新陳代謝も変わっていきます。そして、運動をしなくなると、どんどん古い角質が残ってしまうのです。

 

運動をしないと血液の流れが停滞して、体のすみずみにまで必要な栄養分が浸透しなくなってしまいます。
新しい細胞が作られず、肌トラブルが起きやすくなるのはこのためです。

 

きちんと運動をして血行を良くして、必要な栄養分をしっかり届けることができれば、 新しい細胞を作ることができます。
つまり、運動をすることは理想的な周期でターンオーバーができることにつながるのです。

 

運動をして肌のターンオーバーの周期を正常に整えることは、肌の保湿機能を高めることにもつながっていきます。
サウナや運動で汗をかくということは、肌の新陳代謝を上げて、透明感あふれる美肌を作るためにも大切なことですね。

 

 

私たちの肌には「角質層」と呼ばれる層があります。角質層は死んだ細胞が20層ほど重なってできている層で、
その細胞と細胞の間には「NMF」と呼ばれる保湿成分が存在しています。

 

 

肌が理想的な周期でターンオーバーできていると、 この角質層は整然と並んだレンガのように整った状態で、
角質細胞の周辺にはNMFが十分に存在しています。

 

 

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、そのうち副交感神経はリラックスした状態のときに働く神経です。

 

疲れを感じたり、緊張した状態が続いたりすると交感神経が活発になって、体の不調を感じるようになってしまいます。

 

自律神経を整えるには、ストレス発散や適度な運動でリフレッシュするといいでしょう。生活のリズムを整えて
、しっかり睡眠をとり、バランスの良い食生活を心がけることも大切です。

 

 

化粧水などのスキンケアのお手入れも大事ですが、まずは毎日の運動が肌の新陳代謝を高めるために大切なポイントです。

 

 

キメの整ったお肌に育てていきたいのであれば、栄養分を肌に与えながらお肌のターンオーバー
を正常な状態に戻していくことが大切です。

 

 

 

●美顔器ケアの後はスキンケアで保湿

 

ヒアルロン酸の元となる栄養素の豊富な食事を取ることも大切ですが、
同時にスキンケアでも肌の乾燥を抑えて保湿効果を高めることが大切です。

 

美容液の中には、大きく分けて2種類のタイプの保湿成分を含んだものがあります。
セラミド、ステアリン酸コレステロールといった水分を挟み込むタイプの保湿成分です。
は、細胞間に水を挟み込んだまま、湿度の低い状態でも水分を保ち続ける力が強いです。

 

ヒアルロン酸、エラスチン、ヘパリン類似物質などの含まれた水分を抱え込む
の保湿成分です。肌の角質内に留まり、水分を保ちます。ヒアルロン酸は肌への刺激が
くないため、敏感肌の用の化粧品にも配合されています。また、ヘパリン類似物質は
医薬品のヒルドイドに用いられていることでも知られていますね。